★TCシリアルの市販限定モデルが販売されましたが・・・
※追加情報（2023年8月11日更新）
今期よりTCシリアルをキャロウェイ がCallaway Exclusiveにて市販を限定扱いで始めております。
ただ市販のTCシリアルではCT値は幅広く、またツアー支給でもCT240-245付近のヘッドは存在します。
（スペックシールが無い為、結局どの程度の反発(CT)レベルかは分からないのです）
当方が扱うCTは253以上（出来るだけ255以上）を扱っておりますので、市販レベル以上の実力です。

★TCシリアルとTAシリアルの違い

現在、Callawayのツアー支給品にはTCシリアルとTAシリアルの二種類のシリアルが存在しています。
（実際はTCFシリアル、TAFシリアルですが）
これらシリアルの背景・経緯としては、先代モデルのマーベリックからキャロウェイのエグゼクティブから
ツアーモデルとしてTAFシリアルモデルを限定数量で販売したのが始まりです。
それが現行モデルのEPICシリーズにも継承されて販売しています。
（既にEPICシリーズはエグゼクティブサイトでは完売していますが）

しかし...これらシリアルの違いは何でしょうか？という問い合わせもあります。
その為、この違いを以下に簡単ですが説明しますね。

１）TCシリアルとTAシリアルはツアープロが使用しているのは事実です。
しかし、日本を含め世界のトッププロはほぼTCシリアルを使用しているのが事実です。

２）TCシリアルは完全なツアー支給ヘッド、TAシリアルはUSのフィッティング用のカスタムヘッドです。
要するに...
TCシリアル：ツアープロ向にヘッド自体から完全にカスタム・セッティングしたもの
TAシリアル：全てではないがヘッドからでなく、市販ヘッドからツアー用にフィッティングしたもの
　　　　　　（ヘッド自体のカスタムはほぼないということです）
特に反発係数（CT値）だけが着眼しがちですが、TCシリアルはヘッド自体からのカスタム・セッティングで
あるので、それ以外のスペックもチューンされている場合があります。

３）TAシリアルでも高反発(CTが高い）ヘッドもあるが、市販品の規定を越えたヘッドが回っている可能性が高い。
キャロウェイのスペックシールにはCT値は記載されていません。CT値表示はネック部横にビニールテープに
手書き記載して貼り付けています。（C55であればCT255です)
その為、CT表示テープがないヘッドはTAシリアルでも信憑性にご注意ください。
逆にTCシリアルは表示がなくても、市販品とは異なりツアー用で組まれている（調整されている）のでCT値も
市販品以上の数値が確保されている可能性が非常に高いです。
当方の米国からの情報ではTCシリアルではCT250付近もしくは以上であると聞いています。

４）TAシリアルもツアー支給ヘッドとして販売されている業者がありますが、ツアープロは世界中には死ぬほど
存在します。キャロウェイを使用しているプロも同様に多数います。
ただキャロウェイと正式契約しているプロはほぼ確実にTCシリアルヘッドを使用しています。
契約していないプロもTCシリアルヘッドも使用しているかと思いますが、逆に契約していないツアープロは
TAシリアルヘッドを使用しているということです。

結論！　
以上より、ツアー支給品と謳ってTCシリアルとTAシリアルが同じ扱いにして販売されているショップさんも
ありますが、上記の違いでも分かる通りこれらシリアルの違いは確実にヘッド自体が違うということです。
当ショップではそういう意味でもTAシリアルも入手は可能ですが、やはり本物のツアー支給をこだわる為、
TCシリアルしか販売致しません。
（※ちなみにTAシリアルのツアー支給ヘッドを15万円以上で販売されているものは当ショップではもっとお安く
販売可能です。ただ入荷しませんが・・・笑）